父の忘れ形見

我が家にはコデマリがたくさんある
亡くなった父が挿し木したもんだ
カミさんの生花　カミさんが捨てるのを待って拾ってきて挿した
今でも毎年立派に咲く

３mの雪にもめげずに

これは甚右衛門が父のコデマリを株分けした

今庭中に咲いている


この山つつじが甚右衛門のガーデニングの原点
　甚右衛門がまだ若い時　雪囲いをしていると
父が縁側でお茶を飲みながら眺めていた
父に
「このツツジ邪魔だからら切ってもいいか？」って聞いた
父は寂しそうに
「俺はもう雪囲いもできないしお前が邪魔なら切ってもお良いよ」
そして一言
「きれいな花が咲くけどなあ・・・｝
父のさみしそうなその一言で
甚右衛門はツツジを切らないで移植した、今の位置に
たぶん父は近くの山から取ってきたツツジだと思う
これが甚右衛門のガーデニングの原点
父のこの一言が植物の大切さを教えてくれた

次の年雪解けの関係もあったのか庭の花が一斉に咲いた
父は「花園にいるみたいだなあ～・・・」
この年の暮れに８９歳で父は亡くなった


このツツジもその一本

♬思い出の今日の一曲♬


思い出に包まれて　　甚右衛門が行く

はぶ　あ　ないす　ういーくえんど

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