桑の実

桑の実のジャムもらった
朝早く、庭のバラの花びらを掃いていると
Ｙ氏がバイクでやってきた
バイクの買い物かごに小さなバケツを入れている
覗き込むと
「桑の実取りに行くんだ」と言う


翌日ジャムにして持ってきてくれた
懐かしい味だ

子供のころ、今の時期になると
アルミの弁当箱をもってよく取りに行った
口の周りも手もを真っ黒にして桑のみ食べた
ぶつぶつがあって甘くてチョット酸っぱい


甚右衛門のところでも昔、蚕さんを飼っていた
今で言う処の養蚕


桑の葉っぱを蚕棚にばらまいて蚕さんに食わせる
小さな蚕さんで食べている音を聞くと、むしゃむしゃとおとがした
思い出が蘇った

桑の実ジャムは甘くてちょとぶつぶつ
とっても美味しい


思い出の今日の一曲

なつかしい桑の実 　 甚右衛門が行く



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