点字入りの名刺

名刺を使わなくなって10年が過ぎた
今日、保険屋さんが来て名刺を貰って、しみじみ時が経つのは早いものだと感じた
最近は相手に名刺を貰って、自分の名刺を出さないのに慣れたが
最初は凄く抵抗があった、年金生活ですからとか言い訳をしていたが
最近は何も言わないし相手も当たり前と思っている
何冊も有った名刺ファイルを先日処分した
あの頃は一年に500枚以上の名刺を使っていたから、貰う名詞のファイルも半端な数では無かった

今日の新聞に名刺についての記事が載っていた
名刺には似顔絵があったり、写真んが載っていたり、いろいろの名刺があって
相手に自分の名前を覚えてもらうための仕掛けがしてあった
変わった名刺だと思ったのは薄い木の板でできた名刺を貰ったことがあった
お相手は、営林署の職員、なるほどと思った

今日の新聞に載っていた名刺は点字入りの名刺
5年ほど前から、福祉作業所に発注して点字を打ってもらって
視覚障害者の仕事作りの一助なりたいとの思いからだ
ユーザー自身にも利点があって、初対面の相手に話題作りの材料を与えると言う
商工会議所の会頭の名刺らしい、立派な方なんだろうなと思う

甚右衛門は建築の技術屋だったが設計段階では障碍者が大嫌いだった
プランニングの段階で身障者用のトイレスペースは広く、何時も悩まされていた
床の点字ブロックでエレベーターまで視覚障害者を誘導するとか、面倒くさい事ばかりだった
此の商工会議所の会頭とは大違いだ


思い出の今日の一曲

甚右衛門がゆく



ご覧頂き有難う御座いました、
ランキングに参加しています、
お帰りにポチを

にほんブログ村